システム開発における契約書|基本契約と個別契約

システム開発を依頼する時、契約書が欠かせないものですが、システム開発における契約書には「基本契約書」と「個別契約書」の2種類が存在します。これらの二つ種には違いや優先度はありますかどうか。この記事にシステム開発における契約書|基本契約と個別契約についてお伝えします。

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 基本契約と個別契約の違い

基本契約書とは、一般的に基本的な事柄を定める契約書のことです。具体的には、作業範囲や責任分担、納品成果物、検査方法などがあります。一方の個別契約書はその都度の個別契約が記載された契約書を指します。作業分担内容や共同作業内容を明らかにし、最終的な請負金額を明記します。システム開発をおこなうなかで、見積もりから納品まででイレギュラーな要件は何度か発生します。作業を開始した時点では、全体の作業規模や金額を見積もるのが難しい状況です。着手初期時点で細かく契約を交わしたとしても、進み具合によって、当初の見積もりから内容が変動することが多いといわれています。そのため、基本契約の段階では、支払い条件や契約の有効期間などを主に定めます。金額は特に変動が起きやすいため、基本契約書のなかには含めずに、個別契約で取り決めるのが多い旨を把握しましょう。

基本契約と個別契約の優先度について

 

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